アルカリ洗浄液とは界面活性剤とアルカリの無機・有機ビルダー(苛性ソーダ・リン酸塩・珪酸塩・炭酸塩やキレート剤等)、防錆剤等で構成されるPHが8を超えている洗浄液のことです。脱脂力・切粉・カーボン等の固形物を除去することに長けていて、種類も豊富で水系洗浄液の主力となっています。界面活性剤以外にも、有機溶剤と組み合わせることもあります。アルカリの主な特徴として、油やたんぱく質に作用して溶かすことが挙げられます。

この特徴を利用して、中性洗剤では落ちない汚れや焦げ付いた汚れ、酷いたんぱく質汚れを落とすことに使用されることが多いです。アルカリ洗浄液は、油脂・たんぱく質・炭水化物の汚れを落とすのに最適で、特に油脂汚れに関しては中性洗剤の数段上の洗浄力を誇ります。そのため、キッチンの油汚れやお風呂の皮脂汚れ、衣類の皮脂汚れを落とすのに効果的と言えます。業務用としては、調理場や食品工場といった食品を扱う施設でしようされています。

これらの施設では壁や床に油・たんぱく質汚れがこびりついているので、その汚れを取り除く際に使用します。この場合は界面活性剤が配合されているアルカリ洗浄液を使用し、発泡洗浄機等を用いて発泡洗浄を行うのが一般的です。また、レンジやフライヤー・スチームコンベクションオーブンの汚れを落とす場合には、有機溶剤が配合されたアルカリ洗浄液を使用することが多くなっています。レンジにはスプレーを吹きかけてしばらく放置した後に拭き取り、スチームコンベクションオーブンの場合は50~60°C程度に温度を上昇させてから使用します。

ただし、その洗浄力の強さゆえに手に付着したり目に入ってしまうと非常に危険なので、使用する際には手袋や保護メガネを着用することを心がけましょう。

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