アルカリ洗浄液とは、PH値が8を超えた洗浄液を言います。PHは水溶液中の水素イオン濃度を表す指数で、7で中性それより大きければアルカリ性で、小さければ酸性を表します。主な特徴としては油やタンパク質に作用して、溶かす効果があります。主成分は水酸化ナトリウム・水酸化カリウムまたは炭酸ナトリウムなどのアルカリ塩類で、洗浄効果を増すために界面活性剤と組み合わせたり有機溶剤と組み合わせたりすることもあります。

具体的にアルカリ洗浄液がよく用いられる場面は、食品を取り扱う調理場や食品工場などで、油やタンパク質汚れがこびりついたところの洗浄に用いられます。このときは界面活性剤が配合されたタイプの洗浄剤が使用されることが多く、発泡洗浄機などを用いて洗浄されることが一般的です。これは床や壁に対して行うことが多いですが、レンジや加熱調理機器などの頑固な汚れが付着しているところでも使用されます。更に汚れがひどいときには、有機溶剤が配合されたアルカリ洗浄液が用いられます。

レンジなどであればアルカリ洗浄液を塗付し、しばらく放置した後拭き取ります。スチームオーブンなどの汚れのときは、温度を上げた状態で用いると洗浄が容易になることがあります。食器洗浄機用にも使用されることがあり、このときは泡立ってしまうと洗浄効果が十分に得られないことや洗浄機の故障にもつながってしまいますので界面活性剤があまり含まれていないものや、あまり泡立たないものが用いられます。アルカリ洗浄液は、手に直接付いたり目に入ったりすると非常に危険ですから、使用時は手袋・保護メガネを着用するようにしましょう。

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