温かい液体から冷たい液体へ熱を移動させる熱交換器や、熱源によって液体や気体を温め圧力によって広く供給するボイラーなどの使用によって水蒸気が発生します。水蒸気の中には液体や気体に溶けにくい成分が含まれており、長く使用することでそれらが、さまざまな場所に蓄積します。熱交換器やボイラーの機能に直接影響を及ぼさない場所ならばまだ良いですが、熱源近くや熱を伝える場所に蓄積すると機能性を低下させます。そこに含まれる成分は、機器ごとにあるいは使用箇所ごとに異なるもののカルシウムやマグネシウムなどの化学物質です。

これらは適切な薬品を用いなければキレイに除去できません。その際、除去に用いられるものがデスケーラーです。デスケーラーは強酸でできているため、蓄積した化学物質を除去できる点はメリットですが、ときどき金属まで腐食させることがあるため注意が必要です。したがって使用の際は、注意事項をよく確認するとともに遵守しなければなりません。

金属の腐食が激しい場合は、あらためて別の処理液を用いる必要があるため、できるだけ腐食しにくいデスケーラーを選びましょう。さまざまなメーカーから発売されていますが、腐食の少なさや人体への安全性あるいは洗浄時間の短さを特徴とする製品があります。熱交換器などの機能が低下するとともに、原因が化学物質の蓄積だと感じたときは各製品のメリットを比較検討することが大切です。不適切な製品を選び、かえって効率を下げることのないよう気をつけましょう。

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