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まだまだ若いものに負けない

サービス付き高齢者向け住宅とは

time 2022/08/06

サービス付き高齢者向け住宅とは

超高齢社会の到来を迎え、介護に関連した施設の数は年々増加しています。その一方で、ある程度は自立した生活を営めるものの、一定の介助を必要とする高齢者向けのサービスに対する需要も増加の傾向にあります。そうしたニーズに応える施設が、サービス付き高齢者向け住宅です。サービス付き高齢者向け住宅は、お年寄りが安心して暮らせる住環境をハード面とソフト面の両方から実現した住宅です。

要介護度が比較的低く、身の回りのことがある程度は自分で処理できる高齢者が対象となっています。ハード面から見た場合、サービス付き高齢者向け住宅の最も大きな特徴は、独立型の住居となっていることです。すなわち、一般の住宅と同じくバスやトイレ、キッチンなどは原則として各戸にあります。この点は、それらが共用設備となっていることが多い老人ホームと異なります。

ただし、室内はバリアフリー設計となっている必要があるほか、住戸の広さについても一定の基準が設けられています。一方、ソフト面では安否確認と生活相談という2つのサービスが柱となります。これらのサービスを提供するため、施設には介護や看護・医療等の資格を持つ職員を配置することが義務付けられています。入浴や排せつの介助といった介護サービスの提供については、2つのパターンがあります。

1つは各入居者が外部のサービス事業者と個別に契約して利用するパターンで、もう1つは施設が直接提供するパターンです。

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