富裕層向けサービス付き高齢者向け住宅の住まいの特徴

日本は韓国や中国、さらにはインドネシアなどのアジア諸国のなかで、もっとも経済水準が高い先進国です。アメリカと同等の経済能力を有しているといっても過言ではなく、必然的に多くの国民が高い収入を得ています。総務省が2019年に調査を実施したところ、年収が1000万円以上を記録する世帯数は全国で約500万件もあることが明らかとなりました。つまり、全人口の2/3が富裕層といえます。

2010年以降、65歳以上の高齢者人口が大幅に増加をしています。2025年には4人に1人が75歳以上になる試算も政府では出しており、超高齢化社会の到来です。全国各地で高齢者向けサービスを展開する事業所が点在をしていますが、そのなかでも高い人気を誇っているのがサービス付き高齢者向け住宅です。簡単にここで、サービス付き高齢者向け住宅の住まいの特徴を見ていくことにします。

富裕層向けとターゲットを絞ると、サービス付き高齢者向け住宅は高層タワーマンションのスタイルをしているのがポイントです。また介護が必要な方だけでなく、健常者も利用できるのが一番の魅力です。以前の老人ホームと呼ばれるところだと、介護レベルが2以上でないと入居ができませんでした。しかし、サービス付き高齢者向け住宅の場合はあくまでも、住居という施設に重きを置かれているので、健常者でなおかつ夫婦で入って生活ができるようになっているのが特徴です。

各地でたくさん登場しています。