サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅とは単身の高齢者や高齢夫婦世帯が居住できる賃貸で、自宅と同じように自由度の高い暮らしをしながらも、専門のスタッフによる安否確認や生活相談などのサービスが受けられる賃貸住宅です。段差のない床やトイレへの手すり設置など、バリアフリー構造が義務付けられた住宅のため、足腰の弱った高齢者でも生活しやすく工夫されています。食事の提供や入浴等の介護、外出の付き添いなど様々な生活支援のオプションサービスが受けられるところもあり単身の高齢者でも安心して生活できる空間です。入居条件は原則として60歳以上ですが、特定疾病や特定疾患かつ40歳以上で、要支援または要介護の認定を受けている場合は入居できます。

介護が必要な人しか入居できない有料老人ホームなどと違い、介護は不要でも見守りはして欲しいという人が入居できるのがサービス付き高齢者向け住宅の魅力です。公的施設の扱いとなるケアハウスや特別養護老人ホームと違って民間施設扱いなので、外出や外泊も自由にできるため、高齢者向け公的賃貸住宅のシルバーハウジングと同一視されることもあります。自由度が高い分、認知症の度合いが高くなると退去して公的施設などに移転しなければなりませんが、同居人は配偶者に加え60歳以上の親族や要介護か要支援の認定を受けている親族でも入居できるので、サービス付き高齢者向け住宅入居前と同じ生活を送れるのもメリットのひとつです。サービス付き高齢者向け住宅のことならこちら