2022/12/24
高齢化社会となった現代では、いろんなサービスが展開される時代となりました。人口の約1/3が65歳以上の高齢者が占めており、必然的に高い需要を帯びているわけです。しかも2009年から介護支援法が施行をされているため、新しく事業を展開する際に補助金も支給をされます。需要と供給のバランスが絶妙で、今もっとも元気な産業といっても過言ではないでしょう。
ここでは数多くある高齢者サービスのなかでも、注目を集めている専門住宅の特徴を解説していきます。高齢者専門住宅というのは、後期高齢者で介護保険を適用されている方が入居できる住まいです。都心部に多い傾向で、基本的には集合住宅のスタイルとなっています。全国に約2万件存在していることが、総務省の調査で明らかとなりました。
その大半の専門住宅では、地上4階以下の階数で構成をされているのがポイントです。なぜ専門住宅は低層階で構成をされているのでしょうか。まず昨今では地上45階以上の高層タワーマンションが多くなっていますが、この場合はエレベーターを利用して自室に向かわないといけません。毎日何回もエレベーターにのるというのは非常に疲れるものです。
高齢者ならなおさら精神的な負担も大きくなりますが、4階程度であれば運動のために階段を上り下りなさる方も多くなります。移動の負担を軽減できるという良さもあるため、専門住宅では低層階の住まいが多く、入居をする際もこちらがおすすめです。